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きものが欲しい◆『きもの、着ようよ!』 [2004年02月12日(木)]
きもの、着ようよ!
平野 恵理子(著)
筑摩書房
¥ 1,470
[単行本(ソフトカバー)] 19cm x 13cm , 174P
2003-12-10 / ISBN:448087755X

着付け教室に通って、なんとかひとりで着物を着られるようになった。そうすると、今度は自分にあった、かわいい着物が欲しくなる。だけど、着物って、「格」というものがあって、TPOに合わせて着こなさなきゃいけない。季節によって、素材も違う。今はそれほど厳密ではないとはいえ、やっぱり改まった席に場違いな着物を着ていくというのはちょっと恥ずかしいし、せっかく買った着物がまったく普段着にしかならないというのもちょっともったいない。最初に買う着物は、できれば日常から少し改まった席まで幅広く着られるものがいいなぁと思う。

着物はどういう場に着ていけばいいかという、「格」。五つ紋がついている留め袖が一番「格」が上。それから色紋付き、振り袖、訪問着、付下げ、小紋、紬、浴衣とだんだんカジュアルになってゆく。これは着物の値段には関係ない。紬なんてものすごく高価なものもあるのに、正式な場には着ていってはいけないことになっている。

「格」とは関係なく、素材についても知りたい。これも厳密に言うと、季節によって、着てはいけない素材というものもある。まぁ、真冬にすけすけの夏っぽい素材を着るとか、真夏にもこもこの冬っぽい素材を着るとかすることはないので、これは理にかなっている。しかし、着物を買うときに、あんまりアバウトに夏用で、とか染めてあるやつ、とか言うのは不便。ちゃんと織り方とか染め方、素材の名前を知っていた方がいいに決まっている。そんなに安い買い物ではないのだしね。

着物と帯にはそれぞれ、織りの着物、染めの着物、織りの帯、染めの帯がある。ふんふん、なるほどね。そういう説明からこの本は丁寧にしてくれているのだ。そうそう、着物を着たことがない人でも分かるように、まずは着物の各部分の名称から説明してくれる。帯にも丸帯、袋帯、名古屋帯など種類があるからそれも。

着物を着たときに付ける付属品も、着物に馴染みのない人には未知の世界。草履、下駄、足袋、半襟、伊達襟、長襦袢、帯揚げ、帯締め、帯留め、根付け。なんじゃこりゃっていうものもその用途とか種類がいろいろ説明してある。

とてもとっつきやすい文章とイラスト。この本を読んでから、写真付きの着物の本を見ていたら、なんだか着物が身近になったような気がした。

●関連図書
きものの常識―染めと織りの基本を知る

世界文化社
¥ 1,470
[単行本(ソフトカバー)] 21cm x 15cm , 119P
1998-09 / ISBN:4418984054
きものの買い方・揃え方
木村 孝(著)
世界文化社
¥ 1,470
[単行本(ソフトカバー)] 21cm x 15cm , 112P
1999-09 / ISBN:4418994076
きものに強くなる―きものの基本と着こなし

世界文化社
¥ 3,045
[大型本] 28cm , 298P
2001-11 / ISBN:4418011412
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