窪塚洋介、佐藤浩一出演で映画化されたので、ちょっと読んでみた。昔、ジュリー沢田研二主演で映画化されたこともあるらしい。
山田風太郎のいわゆる「忍法帖」シリーズのひとつ。ハマる人はハマるらしい。で、かなり期待して読みはじめたんだけど、う〜〜ん、今一つ。はぁはぁ、なるほどそうかぁ、という感じ。確かに、ハマる人はハマるかも。私はあんまり・・・だった。
冒頭で、天草四郎と宮本武蔵ほか歴史的(?)剣豪が次々と怪し気な術で転生する。だけど、その剣豪の名前を知らなかった上に、いきなりたくさんの登場人物が時と場所を違えて出現するもんだから、なんじゃこりゃ状態。早くも挫折しそうになってしまった。
敵は魔界転生した剣豪たち。立ち向かうのは柳生十兵衛。この構図を最初から頭に入れて読めばわかりやすい。最初のところは飛ばし読みでよかったのだ。
凄惨な対決シーンに加えて官能お色気シーンもところどころであったりして、盛り沢山。本当の歴史では対決し得なかった剣豪の対決ってのがおもしろ所なんだろうな。
死んでから一ヶ月後に女の身体から生前の姿のまま生まれるという魔界転生の術。トンデモですな。他のシリーズもトンデモなんだろうか。なんだか原作読んだら映画はもうどうでもよくなってしまった。
そう言いつつも、しばらくすると他のシリーズも読んでみたくなるかもなぁ。恐いもの見たさで。 |