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大河小説を読もう!アンとローラが呼んでいるぅ。 [2002年07月06日(土)]
赤毛のアン
L.M. モンゴメリー(著) 、Lucy Maud Montgomery(原著) 、掛川 恭子(翻訳)
講談社
¥ 820
[文庫] 575hundredths-inches x 480hundredths-inches , 541P
2005-04 / ISBN:4062750619

「本の雑誌」7月号の特集は「レッツゴー大河小説!」。いや、もうすぐ次の号がでちゃうんだけど、今日読んだから。

長編小説は好き。はまるとすごく夢中になれる。しかし、どのくらいの長さ以上が「大河小説」なんだろう。記事を読むと全三巻では大河小説じゃないなんて言ってるし。全五巻以上くらいですかね。

一番何度も読んだのはやっぱり『風と共に去りぬ』(新潮文庫、全五巻)。久しぶりに棚から取り出したら、背表紙がぼろぼろで、ページも黄ばんじゃってた。いやぁ、青春時代の遺物って感じ。昔はスカーレットに憧れたし、レット・バトラーみたいな人が理想だったなぁ。もう今はあんな危ないオトコはダメダメだと思うけれど。今、読んだらまた全然違うんだろうな。続編『スカーレット』(新潮文庫、全四巻)は作者も違うし、一度読めば十分。

青春といえば、『赤毛のアン』シリーズも夢中で読んだ。これは一度しか読んでなくて、いつか読み返そうと思いつつ、まだ読み返せていない。アンは最初の『赤毛のアン』(新潮文庫)が一番有名だけど、ギルバートと文通しながら愛を育んだり、子育てしたり、子供たちが戦争に狩り出されてしまったりしつつ、アンがだんだんと歳をとってゆく姿がまたいいのだ。アンはどんなときもアンで、素敵に年老いてゆく。

それにくらべて『大草原の小さな家』シリーズは巻が進むにつれてだんだん悲惨になってゆく。実話だから仕方ないのだけど、最初は夢いっぱいだったのに、どんどん、不幸になっていって、なんだか世の中の不条理を感じてしまった。しかも、このシリーズ、最初から最後まで同じ出版社から出てないみたいで、途中から違う訳者の本を買うことになってしまった。それまで「とうさん」とだったのに、シリーズの途中から突然「とうちゃん」になってしまって、これもショック。いや、訳した方の感覚の違いなんでしょうが、私はこれで訳者によって本の印象がまるで違ってしまうということを学習したのだった。(たしか、前半は青い鳥文庫、後半は岩波少年文庫で読んだような。青い鳥文庫は幸せなところで終わっている。今思えば教育的配慮だったのかも。)

大河と言えば歴史。歴史小説ではやっぱり『龍馬がゆく』(文春文庫、全八巻)でしょう。これも一気に読んだ。もともと坂本竜馬は好きだったから、これでますます好きになった。なにしろ司馬遼太郎は読みやすい。ほかには『箱根の坂』『燃えよ剣』なんかを読んだ。しかし司馬遼太郎ファンはい〜っぱいいそうなので、今回は多くを語るまい。(あんまり読んでないから)

あと、大河小説っていうとなんだろう。『大地の子』(文春文庫、全四巻)とか『ワイルド・スワン』(講談社文庫、全三巻)、『レ・ミゼラブル』(新潮文庫、全五巻)なんかは面白かった。やっぱり歴史物やノンフィクションはいい。

今、読んでいるのが『モンテ・クリスト伯』(岩波文庫、全七巻)。これは書評を見ると誰も彼も一様に「面白い!」と太鼓判を押している。これはウソじゃない。まだ3巻の途中だけど、ほんとに面白い。ストーリーの展開もトントントンと進んでゆく。陰謀によって牢獄に入れられてしまった男が14年後に脱獄、巨万の富を手に入れ、身分を偽って復讐に燃えるという、あらすじを聞いただけでもわくわくする。作者アレクサンドル・デュマは『三銃士』も書いている。次は『三銃士』を読みたくなりそう。

関連リンク:WEB本の雑誌

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